放課後等デイサービスを開業した理由

学校で特別支援教育を受けた障害児はいずれ社会へ出て就業の道を選ぶ人が多くいるでしょう

障害者の立場に寄り添う法整備が整ってきた今、就労支援事業所あるいは企業や公務員の障害者枠で働く人も増えてきました

しかしながら、障害者自身の働き方に対するニーズと受け入れ側の体制は必ずしもマッチしているとは言い難いのが現状です

例えば、公務員の一般事務では、このご時世なので人件費はそうそう増やせない為、ある職場の健常者が人事異動した後の1枠に障害者が採用されるという(これはまさにノーマライゼーションなのですが)、これまで一般事務の就労をしたことがない障害者にとって、健常者と同じ8時間労働は精神的にも肉体的にも大きな負担となることがあります。また、職場の同僚にも様々な面で多大な負担を課してしまうことがあります

そもそも学校の特別支援教育が、障害児が将来、社会に出て健常者と肩を並べて働くことを想定した教育を行えていなかった事情があります

そういったことから、これからの障害児に対する「療育」では、小中学生の頃から個々の特性に応じた職業教育をしていくことが必要でしょう

しかし残念ながら、現在の学校教育にこれを求めるのは難しいのが現状です

だから今こそ、個々の児童の特性に応じた「個別の療育」が可能な「放課後等デイサービス」が必要なのです

・単純作業が得意で、黙々とパンをこねるような仕事が合う人

・直接人と関わることは苦手だけど、「WEBデザイン」や「デジタル画像」を作成する能力に秀でた人

・自分のペースで「せどり(ネット販売)」をしたり、文章が得意で「ブログ」や「Twitter」を書くことが合う人

・最近では、「プログラミング」や「YouTube」等の動画編集に興味を示す児童も多いです

「放課後等デイサービス ハートフェルト」では、児童に療育を施す児童指導員に副業を推進しています

なぜなら、個々の児童が今後求めていくであろう様々な働き方について、療育を施す側自身にその知識や経験がなければ児童に語ることはできないからです

このような先進的な試みをする「放課後等デイサービス」はまだ稀かもしれません

「児童中心」の考えで、「児童の将来」を見据えたこの取り組みを「放課後等デイサービス ハートフェルト」は試行錯誤しながらも目指していきます

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