不登校支援#2

いつもお世話になっています。

放課後等デイサービスハートフェルト

作業療法士の加藤です。

今回は、『子供の好きを応援する!』についてお話したいと思います。

不登校や不登校ぎみの子供たちにとって、YouTubeなどのメディアとの関わり方については、保護者からよく相談を受けます。色々と心配な要素もあるかもしれませんが、今回は私が過去に支援した不登校の女子児童の事例を紹介します。

彼女は友人関係のトラブルから不登校になりました。本人はコミュニケーションが苦手と言っていましたが、私との関わりでは、自分の好きなYouTube配信者について表現豊かに会話することができました。

私も一緒に動画を見たり、こういうところが良いよね!と共感しながら会話していきました。(私も一緒にその配信者のファンになっていきました)

彼女は、配信者に対して「逆境だからこそ頑張れる」とか、「人に何と言われようと楽しむことができるってカッコいい。その姿勢がファンを増やしてきた歴史があるんだ」といった発言をし、まるで、YouTubeから心に響く栄養を吸収しているかのようでした。

そして、時間が経つにつれて、彼女の口から前向きな言葉がどんどん出るようになり、思い切って同年代の子たちとの宿泊研修に参加するという決断をすることができました。

事前準備の集まりに何度か参加した中でも、彼女はただ苦手なことに不満を言うだけでなく、自分なりに折り合いをつけて、ここまで頑張ってみよう!という目標を持って挑戦することができていました。

彼女にとって、配信者から得た前向きな気持ちは非常に大きかったと思います。

自分の好きな気持ちを大切にし、その中からエネルギーを得て成長することができることを実感した一例でした。

ハートフェルトでは、不登校児や特性のある児童たちに対して、それぞれの“好きを応援する”ことを大切にしています。

アットホームな雰囲気の中で、スタッフとの何気ない会話や日々の活動、個別学習、SSTなどあらゆる場面において、一人一人がのびのびと成長できるように、“好きを応援”しながら支援しています。

ハートフェルトでは 、体験や見学等も随時行っておりますのでHP・Instagramをご確認いただき、お気軽にお問い合わせください📢✨

スタッフ一同、心よりお待ちしております😊

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